えんだん開発ブログ(第2回)

 おつかれさまです。開発ディレクターの猪口と申します。

 開発ブログに足を運んでいただき、ありがとうございます……! 第2回ものんびり読んでいただけたら嬉しいです。

 まずはお知らせから!

最新情報

 陽太郎役の榎木淳弥さん、虎役の潘めぐみさんの直筆サイン色紙が当たるキャンペーンを開催中です。 締切は2022年6月9日 23:59まで。皆さまぜひご応募ください! 

 1周年記念セールも実施中。2022年6月9日 12:59までです。キャンペーンとは終了時間が違うので、ご注意ください。

 追加コンテンツの情報も近日公開予定です。もう少しだけ待っていてくださいね……!

開発小話「ビタミンと糸」

 今回は陽太郎と虎のお話をしたいと思います。まずは陽太郎から。


陽太郎(CV: 榎木淳弥さん)
5/20生まれのAB型。178cm。

 開発のメモには、

  • 仕事熱心。勉強熱心。好奇心は強い方。
  • 基本冷静。怪モノにも動じない。
  • 押されると弱い。
  • 辛いモノが好き。苦いモノが苦手。甘いモノは好きな方。
  • 母の影響か、ロマンチストな部分がある。
  • 寒さに強い。

……と書いてありました。

 押されると弱いと言い切ると語弊があるような? 押されるとわかっていれば、やり返すことが多い気がします。不意打ちには弱いけど。

 ちなみに、

 「(陽太郎は)押し倒そうとしても倒れない」

……というのがアニメーターとの共通見解です。体幹がしっかりしていますからね。

 個人的に、陽太郎は布団のような人だなと思います。あったかくてやわらかくて、離れられなくなる感じ。ある意味魔性ですね。

虎(CV: 潘めぐみさん)
出生不明。バスケットボールサイズ。

 実は虎、開発初期はサカモトを守護する「神様」でした。

 初期のストーリーは、主人公と陽太郎が力を失った神様のためにあれこれ頑張っていて、今とはまったく違ったんです。主人公、“私”じゃなかったですしね。この話は次回しようと思います。

 紆余曲折を経て、虎は今の「虎」になりました。しかし、最初から変わらない部分もあります。それは、虎にこめた

「陽太郎と“私”を結ぶ、糸のような存在になりますように」

――という願いです。皆さんにとって、虎がそういう存在になれていたら嬉しいです。

 ちなみに陽太郎にこめた願いは

「ひとを元気にする、心のビタミンのような存在になりますように」

です。

 今回はここまで。長くおつきあいいただき、ありがとうございました。

 次回は、『えんだん』のストーリーのお話をしたいと思います。またお時間がありましたら、足を運んでいただけると嬉しいです。

ご感想&ご質問ありがとうございます!

 開発ブログ(第1回)へのご感想、開発チームへのご質問、ありがとうございます!

 皆さまの温かいメッセージに、スタッフ一同、大変癒やされております。開発チームより、質問へ回答させていただきます。

(質問の抜粋)早速質問失礼します! いつも村のみんなを困らせている怪モノ達ですが、彼らの誕生秘話などもありましたら是非お聞かせください

 怪モノの誕生秘話について、怪モノ担当のアーティストに聞いてみました!

【怪モノ担当のアーティストより】

 先に日本にいる身近な動物を選び、それらがモチーフになった物の怪に当てはめていきました。

 怪モノたちは実際の物の怪そのものではなく、その姿や特性を見た村人たちが古くから伝えられる物の怪になぞらえてその名で呼ぶようになった……という設定で考えました。

 開発初期の段階では怪物寄りになってしまっていたので、もう少し親しみやすいデザインまで落とし込みました。しかし、鬼熊のように強い怪モノは、攻撃手段がわかりやすいように、手などの部位を強調するデザインにしています。

鬼熊のラフ。 鋭い爪と太い腕が特徴的。

 ちなみに、お気に入りデザインは「夜行」です。元となる「夜行」は、一説には首のない馬とされています。

 体は満月色、首から上は闇色で常に頭を下げた見た目をしているので、月明かりに照らされると体だけが闇夜に浮かび上がります。その姿が村人には「首のない馬」に見えたのではないか……というイメージでデザインしました。

 当初、虎は別の怪モノとしてデザインされていました。今よりだいぶ悪い顔をしてますね(笑)もっとやんちゃでイタズラ小僧のイメージで描いていました。

虎になる前のおしゃべり狸。
(質問の抜粋)コンセプトアート、陽太郎のキャラクターデザインとしては今と大きな差はないように感じられたのですが、デザインを決めるにあたってのポイントなどあれば教えていただきたいです!あと陽太郎の名前の由来などもあれば知りたいです!

 陽太郎のデザインについて、陽太郎担当のアーティストに聞いてみました!

 

【陽太郎担当のアーティストより】

 優しそうでやわらかい雰囲気、それでいて意志を感じ、見ていて元気になれる人を目指して、ビジュアルを練りました。

 髪型は元気な印象になるように、後頭部をさっぱりさせつつ、外はねのくせ毛にしています。

 髪色も、はじめは暗い茶色だったのですが、やはり元気な印象になるように、太陽の光が透けるような明るめの茶色にしました。目の色もあたたかく、柔らかでありながら、ひと目で印象に残るように浅蘇芳色にしています。

 農作業をしているからこその腕の筋肉を見せたかったので、七分丈の袖をすこしまくったスタイルにしました。大胸筋でシャツが引っ張られるので、胸のあたりには大きなしわを描かないようにしています。

 

――だそうです。えんだん開発チーム、筋肉にはこだわりがあります。

 ちなみに、「陽太郎」という名前は「陽のように温かい子になるように」という願いをこめて、陽太郎の父母が名づけました。開発チームが名前にこめた想いも同じです。あたたかくてやわらかい、春のおひさまのイメージですね。

開発スタッフへの質問、大募集!

 引き続き、開発スタッフへの質問を募集します!

 えんだん公式Twitter(@endan_jp)の募集ツイートに「#えんだん便り」をつけて返信してください。

 すべての質問にはお答えできないかもしれませんが、できる限りお返事いたします。

開発ブログの感想も大歓迎!

 開発ブログの感想も大歓迎です! 感想をいただける場合は、今回の小話のキーワード「#ビタミンと糸」を添えて、Twitterにて投稿をお願いいたします。

 皆さまのご感想、お待ちしております。

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